筋肉ブロガーのロードバイク&シクロクロス奮闘記

筋肉の事しか考えていないブロガーが、ロードバイクとシクロクロスで頂きを目指す奮闘記となります。2023年も目指せ!王滝グラベル優勝&全日本マスターズCX優勝!

レースレポート 2019年ツールド・沖縄100km(レース編)

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ツールド沖縄が終わって2週間が立ちました。

沖縄を今年の目標としていたロードレーサーは沖縄ロスの真っ只中だと思います。

そして沖縄を一区切りとしてオフシーズンに入る方が多いはずでございます。

戦士には休息が必要ですので、しっかりと休んで(皆めっちゃ弱くなって)下さいまし。

 

ワタクシは沖縄ロスする暇もなくシクロクロスを行っているわけですが、沖縄ネタをズルズル引きずるのも良くないと思い、ここらでロードレース最終戦の沖縄ブログを完結致します。

※長文になったらごめんなさい

それでは沖縄のレーススタートから反省までのブログを御覧くださいませ!

沖縄の過去記事

ワタクシの沖縄記事を始めて読む方は、話の前後関係がわからないはずです。

なので過去記事を貼っておくことに致します。

 

沖縄Part1のブログ↓ 

not-mechanic-yu.hatenablog.com

 

沖縄Part2のブログ↓ 

not-mechanic-yu.hatenablog.com

 これで最後!銀魂みたいに終わる終わる詐欺はないからご安心下さいませ。

まずは結論から、60位と惨敗だった。。

惨敗中の惨敗、正直予想よりも相当走れなかった。

という上記表現は語弊がございまして、自分の能力も低かったですし他選手の能力は高かった、ただそれだけでございます。

※自分の能力を過信しておりました、情けない

STRAVAのデータも公開しておきます

自分への戒めも込めてSTRAVAのデータも公開しておきます。

もしも気になる方はご覧くださいませ。

STRAVAを普段から使っている方は知っているかとは思いますが、NPが表示されずにAve.パワーが表示されています。

レースNPをご覧になりたい方もいるかとは思いますので、レースNP含めた各種データはシクロスフィアのデータを掲載致します。

Pionnerシクロスフィアの各種データ

ここまで自身のデータを開示している方もいないと思いますが、今後ツールド沖縄に出たいと思っているデータ大好きマンな方、参考にしてください。

※今回だけだぞ!大放出でフルオープンにデータ開放や!

レースサマリ

ワークアウト名
:
2019-11-10 10:07:14
走行時間
:
3:04:08
距離
:
106.00 [km]
獲得標高
:
1582.9 [m]
TSS™
:
235.4
IF™
:
0.88
インターバル・インテンシティ
:
101 [%]
消費エネルギー
:
2469.7 [kJ]
平均ケイデンス
:
88.2 [rpm]
平均スピード
:
34.7 [km/h]
最大心拍数
:
205 [bpm]
平均心拍数
:
175 [bpm]
最大ペダリング・パワー
:
728.2 [W]
平均ペダリング・パワー
:
223.5 [W]
平均ペダリング効率
:
44.2 [%]
NP™
:
253.1 [W]
平均パワーバランス
:
51.9:48.1 [%]
ダンシング率
:
1.9 [%]
平均トルク(L)
:
12.5 [N·m]
平均トルク(R)
:
11.6 [N·m]
最大勾配
:
11.4 [%]
最高気温
:
32.0 [°C]
平均気温
:
24.3 [°C]

ヒストグラム

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250~300w付近が多い

データを見る限り、L3~L5付近での走行が多いです。

これは体感通り、アタックが頻発というよりはL5やVO2MAX付近の殴り合いだったと理解しております。

※今理解したらダメなんだけどね、この時点で勝つことはできなかっただろう

時系列グラフ

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トップ選手のデータと比較したかったなぁ

ペダリングモニター

シッティング↓

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まぁいつもどおりですね

ダンシング↓

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平均ケイデンス低いな

ペダリンググラフ 

シッティング↓

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良いんじゃないかな?

ダンシング↓

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比較すると違うもんだなぁ

シッティングとダンシングで大体30度くらい踏む違うんだね、メモメモ。

今度ダンシング上手い方のペダリンググラフをもらって比較しよう。

※恐らく、ワタクシは踏むの遅い気が・・・・

レースレポート

ここからはSTRAVAのデータを確認ながら話を進めていきます。

全部書くとくどいので、要所だけ。

100kmカテゴリーはスタートして5秒で登ります

100kmの39歳以下カテゴリーはゼッケンNo.2000~始まっていました。

No.2000~2050は「シード選手」でして、事前に整列しなくても前に並ぶことが可能でございます。

 

ワタクシみたいなパンピー(一般人の略ね)はシードなんてほど遠い為、後ろに並びます。

なのでスタートしてから先頭に追いつく必要がございます。

そんでもって最初は「奥」という登りがございまして、時間にして約10分の登りがございます。

 

スタートコールがなり、300人程の選手が一斉にスタート!

スタートしていきなり踏まされる。

人が多すぎて後ろが渋滞する、まぁこれは仕方がないことです。

下グラフのスタート直後に200w以下になっている部分が渋滞区間でございます。

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けっこうパワー出ているんだね、来年の10分走の参考値にしよう

そこから選手の間隔が空いてきたので、自分の走りを心がけます。

大体350w位で踏んで行けば、登り切る頃には先頭にドッキングできるだろうと目論んでおりました。

この選択は結果として正解、スタートしてから8分30秒くらいで先頭にドッキング。

ほぼアップなしだったので多少は疲れましたが、身体が良い感じでほぐれた。

 

サイコンのラップを取っていなかったので、正確なNPは不明でございます。

走りながらラップを取る癖を付けないといけないな、今後は普段の練習から意識しておくとするか。

 

結局、奥の登りは9:44でAve.307wでした。

そして心拍のMAXは194bpm、久々に190もいったなぁ。

 

奥の下りは先頭集団中程で入りました。

JBCFみたく下りの集団が密集せずに縦長に集団がなったので安心安全。

まぁ、先頭いるライダーのスキルが高かったのかなぁとも思えました。

 

下りきった時点でスタートから約10km程進みます、残り97km。

そこから普久川ダムまで平地を10kmを走ります。

大体Ave.40~45km前後でローテが回ります。

各選手のローテを引き方や引く時間を観察しながら、注意すべきライダーを観察していました。

※この時は余裕あったんですw

友人のバチェラーニキ事坂大さんがローテをするとペースがあがって気持ち悪い。

他ライダーから怒られていたが築いていない様子。

レースでテンション上がっているんだなと、心の中で坂大さんに蛍の光のBGMをプレゼントし、彼のレースは終了したと告げておいた。

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ちなみに彼は独身だ

ひとまずバチェラーニキにアドバイス(という名のこっそりソープ嬢になってほしい※)を送りながらレースを進める事にします、これで仲間を一人確保!

※ロードレース界におけるソープ嬢とは、全身全霊をかけて主人の命令に従う「奉仕の心」100%な味方なのだ!(ワタクシが勝手に言っているだけです)

 

この時toms' CyclingのTOMIさんは居ない、人が多くて前に上がれなかったんだろうと思っていたが、最初の奥で前に上がれなかったらしい。

今後のエンデューロで前に上がる練習しよう!

 

Link東北のワタナベマサミツさんやクマの森榮さんと談笑しながら普久川ダムまで走る、前にいる方はJBCFで見かけた方ばかりだった。

選択ミスした普久川ダム登り

普久川ダムに入ってい一気にペースが上がる。

登りに入った瞬間にペースがあがり、いきなり600w位の数値を叩き出す。

きっと誰かがKOM取りに行ったんだろうと推測。

KOMに取りにいく勢はペースを上げ、集団は5倍付近で様子を見ると予想していた。

 

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普久川登りのデータ

登りも例年だと18:30~19:00あるので、400w巡航は絶対無理と予想。

これが裏目にでた、普通に千切れた。

千切れたので予想ですが、恐らく先頭は最初の10分370w前後で巡航していたはず。

後から聞いたバチェニキは20分320wだと言っていたので、ワタクシと巡航ペースが20w以上違います。

ワタクシは293wで19:01秒登っていたらしいです。

 

なので、来年100kmを走るならば少なくとも5倍以上で18分間序盤に走って、かつ脚を溜めれる能力が必要だという事が分かりました。

 

ちなみ普久川ダム前で蛍の光のBGMを送った本日のソープ嬢ことバチェニキは先頭集団にいたらしい。

という事は、、、、蛍の光BGM流れたの俺やん!

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登りながらマジで蛍の光が脳内で流れていた

という事で、以降は先頭集団を見るのは数回しかいなかった。

登りで千切れた選手も居たが、3名ほどで頂上へ向かった。

この時のタイム差は30秒程だったらしい、下りで先頭のペースが緩む事を祈る。

 

下りは愛機VENGのエアロ効果が効いているのか、他選手は追従できていない。

やはりロードレースにおけるVENGEさんの能力は半端ないんだと実感した瞬間でした。

※他の下りでも同様、下りでスッと前に出れるのは爆アド

という事で、ワタクシのレースは普久川ダムの登り開始5分で終了しました。

以降は集団走行をしながらゴールまで向かって終わり。

 

...これがワタクシ2019年ロードレースの集大成でございます。

言い訳は一切ございませんが、正直最後まで残れると思っておりました。

スプリントで勝つのは無理だと思っていましたが、最終局面までレース展開する予定だったのでショックがデカかったです。

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来年は三段坂で逃げをキメたい

体調面も問題なかったし、疲労もしっかり抜けていた。

ではなぜ速攻で千切れたかといいますと、単純に弱かったからですね。

考察、何が足りなかったのか?

ここからはレースを終えて思ったことを書きたいと思います。

肉体面・精神面の両方を記載します、自戒の念も込めて。

※こんな事書きたくないけど、それだけ覚悟が足らなかった

 

足らない要素は沢山ありますが、要点のみ記載致します

肉体面↓

  1. 食事の質を気にしなかった
  2. 減量しなかった

レース当日に思いましたが、他選手よりも全然絞れていなかったです。

特に腹回り、レース終わってK嫁さんに肉をつままれて

  • このボディではねぇ~

と言われたのが一番効いた。

1と2はニアリーイコールですが、食事の量と質を気にせずに美味しいものばっかり食べていました。

食べた分走っていたので体重が増量することは無かったですが、キッチリ食べ物を気をつければ良かったと後で後悔しています。

 

そして減量しなかったし減量する気もなかった、理由はそんなに太っていなかった事とJBCFやエンデューロで先頭ゴールできていたから。

この辺は慢心していた部分もあるので、精神的にダメなポイントでもありました。

 

他選手は本当に絞れていた、身体が絞れる事が勝利に直結するとは思っていませんが、ワタクシの場合は食べ物の質含めてダメ、根本的に食事を見直す必要有りと考えます。

 

精神面↓

  1. アルコールを辞めなかった
  2. アルコールを辞める気も無かった
  3. 100kmで千切れる事を想定していなかった(慢心)

次に精神面、これは最悪。

お酒は飲んだらダメと分かっていても飲んでいました。

以前のブログでも書きましたがストロングゼロを1リットル/Dayはキめていました。

毎日。

アルコールを飲んだから能力が低かったとか、そんな事は思っていません。

本当に勝ちたかったら辞めていたと思います。

なのできっとワタクシは勝つために走っていなかったのでしょうね、うんそうだろう。

 

アルコール飲んでも勝てると思ってた、100kmだし沢山練習したし。

という謎理論とたるんだ心の結果が60位でございます。

 

友人達は140kmでスプリントに残ったり、マスターズ100kmだと優勝、140kmだと2位に入ったりしている中、ワタクシは上記の結果でございます。

来年はもっと良い結果になるよう、食生活含めて色々変えていこう。

※すっごい恥ずかしい内容だなぁ

 

ただ負けたけど沖縄のレースは楽しかったです!

沖縄という南国で、かつ公道レースができた事、お世話になっているマイヨファミリーの皆さんと走れたこと。

羽地ダムの登りきりで前職の上司N岡さんから激励を受けたこと、テンションあがって思わずハイタッチしてしまった。

三段坂でマイヨファミリーから沢山の声援をいただけた事。

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三段坂の応援はすごかった!

関東でお世話になったY練の皆さんと行動できたこと。

TOMIさんと熱い話ができたこと。

多くの友人に支えてもらっていると再認識できました、感謝しております。

 

そして宿の手配、レンタカーやホテル、レース前日の食事まで作ってくださったK嫁さんには一番感謝しています、ありがとうございます。

 

そうやって沢山の方々に支えてもらいなが結果が良くなかったため、来年こそはリベンジしたいと思います。

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来年こそポディウムに立つぞ!

サポート:バイシクルショップ マイヨ 

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サポートありがとう!

最後に2019年のテーマは「筋肉は全てを解決する