最近少しづつではございますが「ブログ読んだよ!次も楽しみにしているからね」と言われ、
今後も継続してブログを書こうと思っております。
前回は「木島平ロードレースDay1のタイムトライアル編」を書きましたが、
今回はロードレース編となります。
コースはタイムトライアルと同じく、1周約3.4kmのコースとなります。
参加人数は約140名、合計81kmを一番速くゴールした選手が勝利....
かと思いましたが、今回はちょっと事情が違いまして。
前回のブログにも書きましたが、木島平ロードレースは全2日工程で行われるステージレースでございます。
・Day1 タイムトライアル
・Day1 ロードレース⇐イマココ
・Day2 ロードレース
上記の総合タイムが一番速い選手が1番となります。
つまり、ロードレースのスプリントで優勝しても(大概、2位とのタイムギャップは1秒無いです)
タイムトライアルで2位の選手に10秒離した場合、2日目に10秒差を埋めないと総合優勝する事はできません。
※つまり、上位に食い込むにはタイムトライアルで差を広げ、ロードレースで先頭を維持できるかってことな
それか逆に、ロードレースで逃げ切って、タイムトライアルで負けたタイムギャップを取り返すか
ステージレースの説明はざっくりと行ったので、ここからレースレポートへ。
タイムトライアルを終え、左の太ももにバリバリな違和感を覚えながらアップを開始することに。
お腹のチャポチャポ具合は変わらず、、ガチでやばめや。。
ただし、TTでバッチリ汗はかけたので、瀕死状態は回避できているかな?という感じ。
気温が高い&日差しも強かった為、アップは短めに行っておいた。
※大体30分位ローラーでアップ
チームメイトも続々とアップを開始していた。
その中、少年森氏は怪しげな格好でアップを開始されていました。
その姿はコチラ↓
どうやら彼は「波紋の呼吸」を習得する為にアップを行っていたようだ。
少年よ、木島平にはカーズはいないぞ。。。
ましてや日中じゃねぇかよ、夜に向けて体力休めておけw
※詳しくは「ジョジョの奇妙な冒険」を読んでね
しかし、波紋の呼吸には並ならぬ集中力が必要らしいので、
森氏の格好については、そっとしておくことにした。
レースが開始が近づいてきた為、スタート位置を確認しておいた。
レースはローリングスタートなのだが、コース上になにやら紙が貼ってある。
「トップ選手」「~10分」「10分~10分30秒」etc
どうやら、TTの脚力順で出走ウェーブを分けている模様。
※後のしくじりポイントとなります
私はTTのタイムが「10分52秒」だった為、第3??ウェーブあたりに並ぶことに。
並びながら「どうせローリング中に番手あげれるから、どこに並んでもいいや」と思っておりました。
整列が完了したところで、何か違和感を覚える。
???あれ???何で自分たちの前にモトバイクがいるんだ?モトバイクは普通先頭ではないの?
そんな事を思いながらレースがスタートする。
当然、ローリングスタートなのだから、ローリング解除されるまでモトバイクを抜かないように走る。
ところが、モトバイクの前に大量な選手たちがいるではないか。何でや!!!?
走りながら他選手へ確認すると、参加人数が多いため、先頭ウェーブと車間をあけたいらしい。
という事で、前には速い選手達がいて、後ろには少し車間をあけて私達が走る事になった。
....こればヤバいパティーンや!相当足使って先頭集団に行かないといかんやつや。
とその時は思っておりました。
ローリングスタートが解除(されたかどうかも分からなかったですが)瞬間、異様な光景が。。
先頭数名が既に20秒くらい差がついている。。。
後から聞いたところ、同チームの北野さんがファーストアタックをかけたらしいです。
北野s、、そういうとこやぞ。。
今日はチームプレイっつたやないか。
ということで、車間があいた選手たちは前を追うことになったのですが、
この時既に先頭集団を追える状況ではなかったです。
※自分の能力が低い&コンディション不良もあり、単独でブリッジなんて絶対不可能
...はい、レース人生初のローリング解除後からレースが終わった感覚を味わいましたw
「あれ?俺は去年全ステージ完走したんだけどなぁ」と思いながら、現実と向き合い走ることにしました。
とはいえ、もしかしたら集団が緩むかもしれないし、始まってすぐにレースを諦めるのも嫌だった為、気持ちを切らさすに走る。
自分のコンディションが悪い事は分かっていたので、今後の検証含めてパワーデータを時折確認しながら走っていました。
250~300W位の巡航であれば問題ないが、500W超えのインターバルがかかった際に踏めないなと言うのが、今回の検証結果でした。
木島平のコースは、足を止めて休む時間が短い為、常にパワーをかけて走らされました。
ベースフィジカルが必要なコースだと思うので、ベースの練習が不足している選手は千切れてしまいそうですね(僕な)。
集団の強度も高く、1h NPは300Wを越えてました。
...皆普段どんな練習してんだよ。
しばらくして各選手の足並みが揃い、私は10人位のパックで走る事に。
パックの中では「ピナゾウの羽上田選手」が先頭を引いており、元気がよかった。
※そんなら先頭集団行けよって感じだけどw
パック走行中の会話を一部抜粋↓↓
羽「登り辛いっすわ~、マジ勘弁してほしいっすわ~」
私「いやいや、お前が登りで上げまくっとるやん」
羽「だって登り辛いっすもん、上げないと」
~~中略~~
羽「楽しくなってきましたね、ちょっと上げますよ~」
私「無理!ちょっとペース抑えてくれ!」
羽「わかりました~、じゃぁもう少しだけ頑張ってくださいね」
私「(開き直って)OK!前ひいてくれや!」
...羽上田、こいつも脳みそ筋肉でできている人種だったよw
過去の経験から、脳筋族に何言ってもまともな回答を得られた試しがないので、そっとしておくことにした。
※今日は「そっとしておくことにした。」多いな
余談ですが、レース中も選手同士は割とコミュニケーション取っています。
無言で走っているように見えますが、他愛もない会話もおこなってます。
レース開始から30分ほど経ったところで、足が回復してきた。
序盤は相当苦しかったのだが、ようやく走れるようになってきたと実感した。
ここで羽上田選手含め、数名で先頭を追うことにしたが、ローテーションが上手く回らない。
どういう状態かと言うと、先頭交代を行った瞬間、ペースを上げる選手がいる為、ペースの上げ下げが半端ない。
ペースの上げ下げがあるということは、無駄にパワーは使うが平均速度は対して上がらない状態。
そんな事を嫌ったのか、羽上田選手が率先して前を引きはじめた。
スムーズな先頭交代かつ、長めに引いてくれる羽上田選手。
前言撤回しよう、お前は脳筋族ではなく「上質なソープ嬢」だw
自転車界の「ソープ嬢」とは、顧客(今回でいう私)の為に、身を削って先頭を引いて奉仕してくれる、
まさに「後ろにいるお客様を最高に満足させるサービスを提供する者」の事でございます。
※多分、友人と私が勝手に言っているだけで、レース用語として使っているのは私達だけです
羽上田選手の引きも虚しく、開始から1時間ほどで足切となりました。
今回は辛すぎて、レースの展開にもからめませんでした。
という事で、展開については詳しいレースレポート書くことができません。
ですが、一つだけ分かった事をお伝え致します。
そう、私はコーナーが大の苦手ということ
...前々からコーナーは苦手でしたが、どうやら相当遅いみたいです。
コーナーで差をつけられては、パックに戻るために余計な足を使う。この繰り返し。
そりゃあ体力なくなりますわな。
そして、私の後ろにいる方も強制的にインターバルを掛けてしまいます。
レース後に言われた言葉↓↓
友人A:「コーナー遅すぎやろ」
友人B:「www今後一緒に8の字からやりなおそうね♪」
そして極めつけはこちら↓
友人C:「お前、自動中切れマシンやん。今度から自動中切れおじさんて呼ぶわ」
という事で、不名誉ではありますが私にも「おじさんシリーズ」の名前が付きました。
その名も、自動中切れおじさん。
...分かってますよ、コーナー遅いのは~
とりあえず友人Cへの返事として「自動中切れされたくなかったら、俺の前を引き続けろ!」と言っておきましたw
今後はコーナーリングの練習行います、当日はご迷惑をおかけしました。
1時間のデータはこちら↓
レースを降りた後は、チームメイトの応援をする事にした。
RCCおじさんの相楽さんは、余裕をもって走っていた。
黒いジャージを纏った姿はさながら、戸愚呂弟を彷彿とさせる走りでございます。
元ビアンキおじさんの北野さんは、クールガイを装いながら走っておられました。
も~全身から「俺強いよな?な?な!」的なオーラが出ておられたので、凝視しなくても見つけやすかったですw
もうちょっと、オーラを消す「絶」を習得頂くとありがたい限りです。
アップから波紋の呼吸を行っていた森氏はというと、、、、そっとしておくことにした。
※こちらも足切りでメンブレして鬱汁流していたので
という事で、レースレポート自体は以上となります。
もしこのブログを見て、レース会場で応援する場合は
「中切れおこすんじゃねぇぞ!!!」又は、
「自動中切れおじさん頑張れ~」あたりを使って下さい。