過去2回に分けてお伝えしたDigiritのチェーンリング導入。
導入編としては本記事で一旦終了となります!
以降は検証編として王滝SDAやCXレース、バイクロアのイベントで使用してみますね。
カーボンチェーンリングという、CX界隈ではあまり耳にしないワードですので、検証しながら状況をお伝えしていけたらなと考えております。
それではDigiritのチェーンリング導入記事を御覧ください。
- 過去記事
- 実はNew CXマシンへ乗り換えました
- 取り付けたチェーンリング&クランクを持ってショップへ
- そして念願のDigiritチェーンリングをマシンへ装着!
- カーボンチェーンリング取り付け完了!
- 番外編:ダンシング時のカチカチ音の原因
- そして遂にDigiritのチェーンリングインプレッション!
- まとめ
過去記事
本記事をはじめに読んだ方は、カーボンチェーンリングを購入編の記事を先に読むと、話の流れが分かると思いますので確認下さい。
not-mechanic-yu.hatenablog.com
実はNew CXマシンへ乗り換えました
Twitterにはちょくちょく載せていましたが、昨年まで乗っていたCanyon InfliteからTREK Boone Disc5に乗り換えました。
特にCanyonに不満が合ったわけではございませんが、保証や保守パーツの入手が楽だという理由で乗り換えた次第です。
※後、チームカラーに合ったマシンが欲しかった事もあります
TREK Boone Disc5は完成車で購入したのですが、純正クランクは「Praxis Works」でございます。
なので、今回はPraxis Works→SRAM RIVAL1のクランク(リングはDigirit)に変更する必要がございます。
取り付けたチェーンリング&クランクを持ってショップへ
前回の記事でSRAM RIVAL1のクランクにDigiritカーボンチェーンリングを取り付けたのは、当ブログを読んでいる方は分かっているかと思います。
念の為、過去記事も載せておきますので、合わせて読んでみると面白いですよ!
not-mechanic-yu.hatenablog.com
DigiritのチェーンリングをSRAMクランクには既に取り付け済み。
後はCXバイクにクランク&チェーンリングを取り付ければライド可能となります。
ですが、ワタクシにクランク取り付けの知識はございません。
という訳で、ショップにて交換頂くことにしました。
今回、クランクを取り付けてもらったショップはコチラ↓
店長は現役バリバリのシクロクロッサー(C1選手)ですし、ワタクシと同タイプのCXバイクに乗っている為、バイクの事はよく分かっているはず。
という訳で、まずは相談がてら轍屋さんへ行きました。
※どうでも良いけど店長は仮面ライダーアギトの賀集利樹にソックリです
BBは別途購入が必要だった
前述した通り、TREK Boone Disc5の純正クランクは「Praxis Works」でございます。
という事は、BBもPraxisに合った規格の物が取り付けられておりました。
で、店長へ取り付けに関して相談すると↓
- まずはSRAMのクランクに合うBBを注文、それから取り付けましょう!
上記回答を受ける、あ~事前に相談していてよかったぁ。
そんでもって、速攻でBBを注文。
到着まで大体2Dayだった、めっちゃ速い。
そして念願のDigiritチェーンリングをマシンへ装着!
BBも無事に届き、後はクランクを交換して完了!
作業も大体1時間もあれば完了するとの事だったので、店内で時間を潰した。
番外編その1:店内でZwiftを行うことが可能
轍屋さんは店内にスマートローラーのTacx NEO Smartが置いてる為、ローラー練が可能です。
そしてスマートローラーのお供と言ったら、今は定番になりつつある「Zwift」ももちろん加入済み。
※Zwiftを経験してみたい方は、轍屋さんに行けば実施可能(使用して良いかは事前に相談した方が良いです)
たまたま他のお客さんがFTPテストをするシーンを見かけたので、番外編として記事化しておきますね(本人了承済)
※画面右下の方が轍屋の賀集利樹こと店長
このお客さん、まだ高校生でロードはじめて1ヶ月との事。
そしてロードはじめて1ヶ月でFTP測定するのね、ワタクシがロードはじめて1ヶ月の時代だと、パワメはSRMかパワータップを持っている、一部のブルジョワローディー唱える謎ワードだったのに、今だとパワーの話は皆知っているのかな?と思った。
※PioneerやSHIMANOのパワメなんて、リリースすらされていなかった
そして、ついつい熱くなって応援してしまったぜ。
本当おせっかいなおじさんだな俺!
※未来ある若者には「基本的には筋肉で全て解決できるよ♪」ってアドバイスしておいた(後に訂正したけど)
予備チェーンリングも持っていった
人生初のカーボンチェーリングをインストールするという事で、取り付け後に即マシンの調子が悪くなるケースを鑑み、SRAM Forceとウルフトゥースのチェーンリングもショップへ持っていった。
※この時、Digiritのカーボンチェーンリングが正常に動くのかと不安視していた
カーボンチェーンリング取り付け完了!
サクッと取り付けは完了!
ついでにハンドル高をCanyon Infliteと同じ高さに修正&不要な部分はカットしてもらった。
そして遂にファーストインプレッションへ!
???何か違和感が・・・
よ~し!これからカーボンチェーンリングのインプレッションするぞぉ~!
というアレ的なアレでバイクに乗ってみた。
シッティングはOK!全然問題なし!
変速も問題なし!チェーン落ちも無さそう、これはマジで使えるチェーンリングじゃん!
ただ、ダンシングでBB付近からカチカチ音がする・・・
おいおい!このチェーンリング使えないじゃないかよぉ~!!
この時は本当にそう思った。
番外編:ダンシング時のカチカチ音の原因
ダンシング時のみカチカチ異音がすると感じたので、すぐに轍屋さんへ戻って確認してもらった。
ワタクシはバイクのメンテナンスに関してはド素人なので、プロの店長に修正してもらう事に。
交換&触ったパーツのおさらい
今回交換&触ったパーツとしては↓
- ハンドル周り
- クランク&チェーンリング
- BB
上記3点。
触っていないパーツから新規で異音がする可能性は引くよね?という事で、まず優先的に触ったパーツのチェックから行ってもらった。
1については問題なし、というかそもそも異音はBB付近からしていた為、ハンドル回りに原因はなさそうだね、という結論になった。
2について被疑ありだったので、SRAMのチェーンリング・ウルフトゥースのリング・Digiritの3種類に変更したが状態変わらず。
という訳で、Digiritのチェーンリングに問題は無さそう。
Digiritさん、疑ってすいみませんでした!
3のBB、こちらは一旦Praxis WorksのBBに取り付けていた際のBBに変更しても症状変わらず。。
あれ?むしろ交換前からダンシング時に異音なってた?的な雰囲気が店内に流れ出すw
※いやいや、決して最初っから異音なってませんよ(必殺!記憶にございません)
時間がかかりそうだったので、一旦マシンを預けた
店長より↓
- 絶対に異音は直しますので、マシンを預からせて下さい!
との言葉を頂く、ありがてぇ!圧倒的感謝!
という訳で、その日はマシンを預けて帰宅した。
※代車も貸して頂いて、本当に感謝しています
番外編その2:轍屋さんから借りた代車は良かった
バイクを預けて電車で帰宅しようと思ったのですが、店長より↓
- 代車貸すので乗って帰宅していいですよ(壊したらお買い上げな)♪
との有り難い言葉を頂いたので、代車で帰宅する事にした。
ちなみに代車はコチラ↓
人生初のチタンバイク、コチラに関しても別記事を書きます。
特に気に入ったのは上記ステム、コチラも別記事で書きます。
ステムにときめく事なんてZippのスプリントステム位だったけど、このステムは本当に欲しいと思った!100%買います!
※ショックを吸収する機能が備わっているステムです
BB付近からの異音!原因解明!
帰宅と同時に店長より連絡があり↓
原因はBBシェルの受け側の精度で対策して異音無事に消えました。
また都合の良い時に取りに来て下さいね〜!
どうやら、SRAM RIVAL1のクランクに取り付けるBBシェルの受け側の制度に問題があったよう。
※すいません、メンテナンスはド素人なので解説できません
そして遂にDigiritのチェーンリングインプレッション!
対策済みのバイクを受け取って帰宅。
轍屋さん~自宅までは15kmなので、45分位はファーストインプレッションできるなと思っていた。
変速は◎違和感なし!
まずは変速について。
結論、交換前と全く変わらなかった。
まぁ、フロントシングルからダブルへ変更したわけでも、楕円チェーンリングに変更したわけでも無かった為、変速については全く違和感はございません。
※変速がダメだったら即ウルフトゥースに戻そうかなと考えていた
今まで使用した事の無い素材を使うのは、な~んかネガティブな感情を持って入るのですが、使用した感じは全然良いです♪
違和感がない=良いです。
チェーン落ちなし
次にチェーン落ちについて。
15km程の走行であったが問題なし。
交換前のPraxis Works同様にフロントシングル・ナローワイドなチェーンリングであった為、チェーン落ちも少なさそうだなと考えています。
※ファーストインプレなので、今後継続してチェックしていきます
チェーンリング自体の剛性も問題なさそう
次にチェーンリング自体の剛性について。
どうしてもワタクシの脳みそだと、クランク適合素材のイメージとして↓
- アルミ>鉄>>>カーボン
と勝手にイメージしてしまいます。
※だってさ、カーボンチェーンリングって全然世の中に広まっていないじゃん
で、実際に使用した感覚としては、全く問題なかった。
15km程度のライドでリングの剛性違いは分からなかった、というのが正直な感想です。
※こちらも長期使用してみないと判断できない(そもそも鈍感なタイプ)
リングの歯は15km程では削れなかった
そしてDigiritさんの謳い文句↓
- 俺たちが作ったチェーンリングは2万5千キロの走行テストに耐えたんだぜ!壊せるもんなら壊してみな!
※文章後半の斜線部分は、ワタクシが勝手に付け加えただけです
つまり読んで字の如く、2万5千キロ以上は持つリングらしい。
コチラに関しては長期使用を行いますが、ワタクシはCXバイクで2万5千キロも走るのかな?という素朴な疑問もあるため、結論はお伝えできないかもしれないです。
※前も書いたけど、CXバイクで2万キロ以上走る方は勇者です
で、今回はファーストインプレッションなので15km走った感想だと、全然削れなかった、そりゃそうだわな、たった15kmだもの。
で記事を書きながら絶望したのが「2万5千キロ使用しないと結果を書けない」という事。
最近だとコロナ事情で外を走るのは厳しいので、ローラーで2万5千キロ走ったろうかなと考えています、それかTTバイク用のリングを購入してローラーしまくるか。
※月2500km走っても1年後に結果が・・・・発狂しそうだ
まとめ
Digiritのカーボンチェーンリングをインストールした直後の感想としては↓
- やっぱカーンボンは軽い!
- そして美しい!
- 変速の違和感は無い
- チェーン落ちはしにくそう
- リングの歯が削れないかは要検証
- CXバイクで2万5千キロは走れない、走った人は勇者!
上記です。
カーボンチェーンリングをCXバイクに導入している方なんて見かけたことも無いので、本当に問題ないのかはこれから実際に使用して検証します。
ただ言えるのは↓
気になるならインストールしてみて!なんも違和感なく使えそうだぜ♪
ワタクシの様な他人とパーツが被りたくない方は、おすすめですよ♪
最後に2020年のテーマは「筋肉は全てを解決する」