シクロクロス普及芸人。
どうも、筋肉ブロガーです。
ここ最近、インプレッション記事を上げていませんでした。
※実際には書けてなかった、が正しい表現だけど
でもって、1ヶ月程身体を休める期間ができたので、この際にインプレ記事を書きます。
2022年1発目のインプレ記事は「タイヤ」
メーカーは「Vittoria」
タイヤの名前は「TERRENO MIX」です。
普段の練習とレースで、3ヶ月ほど使い込みました。
そして、ようやくインプレ記事が書けると思い、このタイミングでリリースします。
筋肉ブロガーが過去使用した他社のCXタイヤと比較してインプレするので、良かったら参考にしてみて下さい。
※その方が読者も分かりやすいのかなと思っています
それでは、Vittoria TERRENO MIXのタイヤインプレッションをご覧ください。
筋肉ブロガーが好きなTL・TLRタイヤ
まず、筋肉ブロガーが好きなTL(チューブレス)・TLR(チューブレス レディ)タイヤについて記載していきます。
あ、TLとTLRが分かっていない人は書きを参照してね↓
- TL:タイヤ嵌めて空気入れるだけのタイヤ(当然チューブは不要)
- TLR:タイヤ+シーラントが必要なタイヤ(シーラントでタイヤの気密性を高めるよ)
ざっくりだと上記。
そして本項の本題、筋肉ブロガーが好きなタイヤ。
こちらは列挙していきます、あくまで個人的に好きなタイヤのイメージなのであしからず。
- これ1本で、どのシチュエーションも無難に走れる
- タイヤのサイド部分は柔らかい
- タイヤのノブは高め
- サイドには必ずノブがある
- (できれば)パンクし難い
- お求めやすい(価格が安い)
上記。
優先順位は1>6と言った感じです。
結論で言うと、MIXが上記6項目を網羅したので記事を上げました。
だけどこれだけだと説明不足なので、事項以降に詳細な説明を行います。
歴代で使用したタイヤと、ざっくり説明
次に歴代使用したタイヤ達も紹介します。
概ねな使用期間と、筋肉ブロガーなりに感じたタイヤの所感も記載します。
IRCシラクMUD(Xガード)
まずは皆大好きIRCシラクシリーズ!
シラクシリーズでも一番マッドコンディションで能力を発揮する「MUD Xガード」
MUD XガードはC4→C1に上がるまで常用していた。
なので、1年以上は使っていた。
今シーズンからMUD以外のタイヤを使えるようになってきた(多分技術的に)が、それまではMUDタイヤ以外は、タイヤが滑って怖いので使えなかった。
※パワーコースでしか昇格できていません
なので、筋肉ブロガーにはIRCシラクMUDは、結構思い入れのあるタイヤです。
でもってこのタイヤを使った完走は下記↓
- 舗装路走っている時は、走りが重い(エッジ系と比較してだけど)
- コーナーは特に不満なし
- Xガードなので、耐パンク性は神レベルに良い
- タイヤは硬い
- 他ライダーとの空気圧の話をする時、基本的にXガード使いと話す必要あり
- ドロコンディションは◎だと思う(テクが無いので分からない)
- TLタイヤなので、シーラントは必要だと思うけど不要
上記。
正直、このタイヤを使用している時はタイヤの違いなんて分かっていなかった。
というか、友人がIRC MUDを勧めたので使用していた、が本音です。
※多分だけど、とりあえずIRCシラク使っておきな!って言う人が大多数だと思う
「信じる者は救われる」と思っていたし、皆使っているから同じタイヤで良いやって感じだったかな、当時は。
SCHWALBE ONE
次にSCHWALBE ONE。
画像だとリアタイヤのみSCHWALBEだけどね。
初代筋肉CX号のCanyon Infliteに、デフォルトでInstallされてたタイヤがSCHWALBE ONEです。
このタイヤは、4ヶ月位つかったかな。
※CX購入→1週間で野辺山参戦→速攻でSCHWALBEのリアタイヤパンクさせたw
タイヤのトレッドは下図↓
このタイヤもMIX同様、万能なタイヤだと思う。
筋肉ブロガーがSCHWALBE ONEを使った完走は下記↓
- 舗装路走っている時は、走りが重い(エッジ系と比較してだけど)
- コーナーは特に不満なし
- 耐パンク性は低いと思う
- タイヤはめちゃくちゃ柔らかい
- ドライコンディションは◎
- ドロコンディションだと、心もとない(けど普通に使える)
上記。
総じて、普通に使えるタイヤです。
ただ、耐パンク性能は低そうだなって印象は最後まで拭えなかった。
というのも、タイヤ全体がめちゃめちゃ柔らかいなって思っていた。
IRCのTLタイヤだと素手で嵌めるのに苦労するが、SCHWALBEだと楽勝で嵌っていた。
それくらい柔らかいタイヤです。
筋肉ブロガーとの相性の問題だと思うが、ちょっと柔らかすぎるなぁってのが△
後、タイヤのトレッドパターンがダサいw
MICHELIN JET
お次はMICHELINのJETさん。
「通称:緑色なやつ」
このタイヤは履いて3回位で友人に譲った、その位、筋肉ブロガーには合わなかった。
筋肉ブロガーがMICHELIN JETを使った完走は下記↓
- 舗装路走っている時は、走りは超絶軽い(歴代最高)
- コーナー曲がらない
- ノブはめちゃめちゃ低い
上記。
このタイヤがダメって訳ではなくて、筋肉ブロガーの技術だとJETは使いこなせないです。
その位、JETとは相性が悪かった。
でも今思えば、砂メインのステージとかだとガッツリ良さげな気もする。
あと、ドライコンディション & 芝メインのステージとかも良さそう。
個人的には、このタイヤを使いこなせる人は、相当バイクコントロールが上手いんじゃないかと思っている、マジで筋肉ブロガーには一生使いこなせないと思う。
IRCシラク エッジ(Xガード)
最後にIRCシラクエッジのXガード。
こちらは今季から使用開始した。
2年前に同タイヤを購入していたんだけど、その時は真ん中にノブが無いのが怖くて、全く使えなかった。
だけど、謎に今年からエッジの感触がよくなったので、レースにも度々投入した。
筋肉ブロガーがエッジのタイヤを使った完走は下記↓
- 舗装路走っている時は、走りが軽い(MUD系と比較してだけど)
- ドライコンデションのコーナーは特に不満なし
- 砂ステージは◎
- Xガードなので、耐パンク性は神レベルに良い
- タイヤは硬い
- 他ライダーとの空気圧の話をする時、基本的にXガード使いと話す必要あり
- ドロコンディションでも、意外と走れる
- TLタイヤなので、シーラントは必要だと思うけど不要
上記。
基本的にはIRC MUDと似たような印象。
だけど、舗装路やドライコンデションだと圧倒的に走りが軽いなって思う。
CX清里みたいなパワーコースだと、かなり使いやすいタイヤだった。
あと、砂練でもエッジは最高!
当たり前っちゃ当たり前なんだろうけど、抵抗が少ないトレッドパターンをしているので、砂を走る時の感触も良かった。
あえてネガティブな事を書けば、ドロコンディションだとフロントだけはエッジ以外のタイヤを使いたいなと思うくらいかな。
※リアはエッジでも良いなって思う(詳細は割愛します)
ざっくり記載だと上記です。
ちょっと前置きが長くなったけど、過去使用したタイヤと比較して、Vittoria TERRENO MIXについてインプレします。
Vittoria TERRENO MIXのインプレ
バイクに装着した感じ(見た目)
まずは見た目、見た目って大事だよね♪
という訳で、下図をご覧ください↓
どうせならば、見た目からカッコよい方が良いよね♪
ってことで、結論、見た目も◎!
TRLタイヤだと、サイド部分は灰色で、地面と接地する部分は黒色です↓
他タイヤだと基本的には黒1色なので、個人的に黒x灰のツートンカラーはカッコ良いと思っている。
後、上記カラーだとどんなバイクにも合うしね。
この灰色(グレー)部分をVittoriaでは「TNT」と呼んでいるとの事。
TNTについて後述するので「タイヤの硬さと耐パンク耐性」の項目を読んでみてね。
トレッドパターンも◎
次にタイヤのトレッドパターン↓
完全に個人の好みだけど、筋肉ブロガーの分厚い胸筋に刺さって◎
海外の有名ハンドメイドTUと似たようなパターンって事も良いけど、パターンだけ見ても万能そうだなって思っている。
※実際に使用して万能でした
筋肉ブロガーの技術だと、トレッドパターン毎に良し悪しを言えないけどね。
後、タイヤのノブは高いです。
正式に計測していないけど、IRCシラクよりも高いと思う。
なので、IRCシラクシリーズよりも更にノブが高いタイヤを求めている人は、一度履いてみると良いかな。
※それか、店頭で実物を触って確認しても良いね
タイヤの硬さ
実際にMIXを触ったり、色んなシチュエーションで乗ってみて思ったことは↓
よく他ライダーのインプレだと↓
- とにかくしなやかなタイヤです
- 柔らかくて良いタイヤです
と、皆「柔らかくてしなやか」って言うイメージ。
だけど、筋肉ブロガー的には割りかし硬いタイヤだと思っている。
ただ、硬いのは黒色部分で、サイドは他ライダーの言うように柔らかいなって感じる。
なので、タイヤの箇所によって硬さの調整を行っているんじゃないかと思っている、あくまで推測だけどね。
サイド部分は柔らかく、他は硬いってのはコットンケージのTUタイヤみたいな設計なのかな?
と言った感じです、総じて乗った感覚は↓
- タイヤは硬い印象だが、乗ると謎に曲がるなぁ
上記。
使用開始して3ヶ月程経つが、未だに思っている。
まぁ印象よりも良いからいいんだけどね♪
あと、IRCシラクXガードシリーズを使っている人は、タイヤ触った感じだと似ているかもなので、いきなり変更しても違和感ないと思う。
※筋肉ブロガーは違和感なかったです。
逆にノーマルシラクを使用している人は硬いと思うので、空気圧設定をノーマルシラクよりもコンマ0.1~0.12気圧落とすと良いなって思っています。
耐パンク耐性
前述したが、灰色(グレー)部分をVittoriaでは「TNT」と呼んでいます。
Vittoria本国(英文)のサイトを見る限り、どうやらサイド部分に耐パンクレイヤーを追加しているらしい↓
https://www.vittoria.com/ww/en/technology/gravel-cross-tyres#tyre-constructions
上記耐パンクレイヤーを追加しているので、タイヤにコシがあって(言い方を変えると硬くなる)サイドカットに強いタイヤになっているみたい。
筋肉ブロガーは3ヶ月使っているが、今の所1度もパンクはしたことないです。
耐パンク性能については、ストレステストを重ねてから報告できれば良いなと思いますが、今の所良さげ。
舗装路や硬い路面:★★★★☆
ここから、シチュエーション毎のインプレ。
まずは舗装路や硬い路面。
画像はバイクロアで走った時で、空気圧は前後1.65です。
結論、走ります!
※タイヤだから何でも走るでしょって言えば、そうなるんやけどさ
単純に舗装路で直線を走るだけならば、同社のTERRENO DRYや、IRCだとエッジのほうが走る。
だけど、このタイヤの良さは「どのシチュエーションでも満遍なく使用可能」だと思っている。
尾根幹や宮ヶ瀬の完全舗装路でもガッツリ使用しているけど、ブォンブォン音がするけど走りますw
※大体、音が鳴る時はPWR4倍以上出ているかなw
ドライコンデション・コーナー・芝:★★★★★
お次はドライコンデション、コーナー、芝での印象。
最高だね♪
普段はコーナーで怖がる筋肉ブロガーでも、全然怖くないです。
タイヤの食いつきも良いし、グリップも◎
流石万能タイヤって言うだけあって、何の不満も無いです。
グリップが良いのはVittoriaが採用している「グラフェン2.0」のおかげなのかなって思っている。
グラフェン2.0については、筋肉ブロガーは説明できない。
なので、気になる人はググってみてね。
上図がCXに該当するかは不明だけど、旧グラフェン1.0よりは性能が向上しているらしい。
※なお筋肉ブロガーはロードだとグラフェン1.0を使用していたと思う、JBCFの時
基本、練習・レースで走っていてもタイヤはよくグリップするなぁって思っている。
ちょっと硬めなタイヤが好きなので、MIXは筋肉ブロガー的には◎だと思っている。
筋肉ブロガーは体重が重いので、柔らかいタイヤよりも硬めなタイヤの方が良いのかなって勝手に思っている、マジで勝手に思っているだけなので、これが全てじゃないよ。
という訳で、もうグラフェン2.0の効果だと思いこんでいるけど、良い意味でMIX1本で何とかなるって思っています。
特にこれからCX始める人や、ホイールやタイヤ使い分けたくない人にはおすすめかと。
泥:★★★★☆
泥での印象だと星4つ。
実際に走っている時の画像見てね、ぬちょってるからw
画像は茨城CX涸沼ステージだけど、マジでぬちょぬちょだった。
MIXで走れるのか不安だったけど、結論問題なく走れた!
同社のMUDタイヤでもある「WET」の方が最適だとは思うが、MIXで何不自由なく走れてしまった。
※WETタイヤは未使用なので、いづれインプレします
星を4つにしたのは、WETタイヤがあるので。
WETを使用してみて、特に走りに変わりがなければ星5つにします♪
Vittoria TERRENO MIXがおすすめな人
最後にまとめ的なやつ↓
- これからCXを初めて、どのタイヤを購入すれば良いか迷っている人
- タイヤ1セットでCXを行いたい人
- サイド部分柔らかめを所望している人
- Vittoriaが大好きな人
コストをかければ複数種類のホイールやタイヤを所持し、使い分ければ良いと思うが、大多数の方は1本で何とかしたいと思っている。
※筋肉ブロガーはそう思っています
そんな時に「迷ったらコレ!」の、IRCじゃなくてVittoria版だとMIXと感じました。
※ちなみに現在DRYを使用中です
どのシチュエーションでも7or8/10点は硬いので、是非使ってみて下さい!
なお、本インプレにアフェリエイトリンクは貼っていないので、MIXが欲しい人はショップかウェブショップで購入してね!
筋肉ブロガーはMIX気に入ったので、今後のメインタイヤとします!
そう思ったのが、Vittoria TERRENO MIXを使用して思ったハイライト。
それでは次回の記事まで!デュエル スタンバイ!
最後に2022年のテーマは「筋肉は全てを解決する」