筋肉ブロガーのロードバイク&シクロクロス奮闘記

筋肉の事しか考えていないブロガーが、ロードバイクとシクロクロスで頂きを目指す奮闘記となります。2024年も目指せ!王滝グラベル優勝&全日本マスターズCX優勝!

実業団ロードレース直前までの流れ(レース編)

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昨日も練習したのですが、敬愛するピオニール(Pioneer)がリリースしているシクロスフィアがメンテナンス中につき、ログをアップロードできません。

という訳でトレーニングレポートは書けない次第でございます。

※データありきで説明しないと感覚的過ぎて伝わらないからね(自身の日記にもなってしまうし)

なので、実業団ロードレース当日の流れについてお伝えしようと思います。

実業ロードレースに参加する前に必要な事(登録編)

過去ワタクシが書いたブログでございます。

コチラはそもそも実業団(JBCF)に登録する事を主として記載致しました。

not-mechanic-yu.hatenablog.com

今回は上記ブログの続編と考えていただけると幸いです。

レーススケジュールを把握する

チームの所属先が決まり、JBCFのライセンスカードも手元にあるのが前提条件です。

ここまで来たらアナタも立派な実業団レーサーでございます。

俺、実業団でロードレース走るんだぜ!」と言う事が可能でございます。

※すご~い!と言われるかは別だけどね(そもそも大概の人が実業団??ってなります)

 

無事に登録が完了したアナタ、これからレースに参加して優勝を目指す事でしょう。

ですが、レースへ参加する前に「そもそもいつ・どこで・何の」レースがあるのか知らないはずです。

※実業団レーサーのお友達から話を聞いている方は、その限りではございません

 

という事で、まずはレーススケジュールを把握するところから始めましょう。

レーススケジュールはJBCFのHPに記載されているので、簡単に確認する事が可能です。

www.jbcf.or.jp

上記JBCFのHPをクリックすると、下記のような4つの画像が表示されます↓

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毎回思うけど、強調するのは「J」ではなく下の文字

なんかいっぱいJマーク付いていますが、各々のカテゴリ毎にレーススケジュールが記載されております。

一応上記4つのカテゴリーの意味も記載しておきますね。

  • J PROTOUR:プロレーサーのカテゴリ
  • J ELITETOUR:一般メンズのカテゴリ
  • J FEMININTOUR:一般レディースのカテゴリ
  • J YOUTHTOUR:18歳以下のカテゴリ

 

ELITE」と「YOUTH」については、同カテゴリ内に更にカテゴリ分けがされていますので、ご自身のカテゴリを把握することも大切です。

ELITEだと、基本はE3から始まります。

※海外レース戦績を鑑みて、いきなりE1からという例外もあります

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所属カテゴリのスケジュールをクリックすればOK!

2019年のJBCFサイトから、カテゴリ毎にスケジュールを確認できるようになりました。

ありえんよさみが深い(とても良いという意味です)

※地味にランキング確認できるのもありがたいんだけどね

 

更にスケジュールボタンをクリックすると、詳細のレーススケジュールが確認可能でございます。

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これは一部、下にスクロールすれば全部見れます

上記画面にてレーススケジュールの概要は把握可能でございます。

これで自身がどのレースにエントリーするか、考える事が可能となりました。

レースの詳細を把握する

大体のレーススケジュールは把握出来たと思いますが、ここからはレースの詳細を把握する必要がございます。

と言いますのも、まだまだ分からないことがたくさんあると思います。

ワタクシが体験した一例としては↓

  • レース会場の住所はどこなのか?
  • 駐車場はあるの?
  • JBCFの規則って何?
  • レース当日のタイムテーブルは?
  • 出走前に行う事って何?

etc、いつまでに会場へ到着し、どのような流れでレースが開催されるのか把握する必要がございます。

※当然ながら該当レースにエントリーする事も重要でございます

レース会場の住所はどこなのか?

今回は3/16の「修善寺ロードレース」に参加する事を前提として話を進めます。

まずは当該レースをクリックします。

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↑クリックする

クリックすると下記画面が表示されます。

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※公式リザルトはレース終了後に表示されます

会場の場所情報は「テクニカルガイド」か「大会実施要項」を参照すれば分かります。

駐車場はあるの?

レース会場へ公共の交通機関で向かうのか、車で向かうのか選択する必要がございます。

※自走で向かうという選択もございますw

もしも車で会場へ向かう場合、当然ながら駐車する必要がございます。

駐車場につきましては「テクニカルガイド」に記載がございました。

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修善寺の場合だと↑

会場毎に駐車場の場所やキャパシティがございますので、注意が必要となります。

※最悪、有料駐車場に停める場合も...

 

もう1点注意が必要となりますが「JPT」専用の駐車場には停めたらダメです。

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停めようとしても、警備員さんに止められると思うけど

上記はプロチームサポートカーが停まりますので、プロチーム関係者以外は駐車禁止となります。

という訳で、駐車場は基本レース毎にプロ選手と一般を分けて用意されていますので、テクニカルガイドを確認し、適切な場所へ駐車しましょう。

JBCFの規則って何?

ここまで読んでいただけた方は、恐らく電車・バス・自走、又は車でレース会場までたどり着けたかと思います。

以降はレースに参加する前提条件やレース中の規則を一部説明致します。

 

学生さんやサラリーマン共通と思いますが、何事も規則が存在致します。

規則が無いと平等になりませんからね。

 

JBCF対象レースでも、連盟が定めている規則は守る必要がございます。

一例ですと↓

  • モーター付きの自転車は使用禁止
  • ロードレースにDHバー装着禁止
  • バイクの重量は6.8kg以上
  • ヘルメットにはJCFマークが付いていること
  • 登録したジャージ上下で参加すること

etc、規則がございます。

その他、レース中の規則についても記載がございます。

こちらもテクニカルガイドに記載されておりますので、レース毎に注意が必要でございます。

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修善寺のテクニカルガイドより抜粋

P1とE1では補給やニュートラルサポート(バイクやホイールの交換)が可能ですが、E2、E3は不可等の制限もございますので、特に注意が必要となります。

※やったこと無いけど、E2で補給もらったらペナルティ(罰金)食らうんだろうなぁ

 

他にも最近増えてきたDiscバイクのニュートラル制限についても規則がありますね。

フロントのDiscローターのサイズを前後で制限されています。

※F160、R140

 

これは恐らくニュートラルサポートを行うMAVICカーに積んでいるDiscホイールのローター経が「F160、R140」だからだと推測されます。

つまり、F140のDiscローターを着けているバイクはホイール交換不可という訳でございます。

※この辺は自己責任

 

レースに勝つために能力を向上する事も重要ではございますが、レースの規則を把握しておくことも同様に重要でございます。

※規則を守れない方はチームや選手同士で噂が広がります、そのくらい狭い業界です

レース当日のタイムテーブルは?

ここまででレース機材の規則やレース中の規則についてざっくり把握出来たと思います。

次に当日のタイムテーブルについて説明致します。

こちらもテクニカルガイドに記載がございます。

※もうテクニカルガイド見ておけばOKなんじゃないかな?

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レース毎にプリントアウトして持っていっています

修善寺の場合ですと開門時間があるので、開門前に現地に到着しても駐車場内へ入る事は不可能でございます。

※駐車場確保の行列もあるので、早めに会場入りするのも手だけど

 

開門後に駐車場へ無事に駐車できたら、使用するバイクの準備や着替え等を済ます必要がございます。

そしてライセンスコントロールを行うことも必須でございます。

端的にいえば「受付」と言えばよいのかなと。

  • ◯◯所属、E2の◯◯です!

と自身のライセンスカードを提示すると共に、受付の方に言えば大概OKです。

その後、自身のゼッケンとゼッケンプレート、センサーをもらえます。

※ライセンスコントロールしないと出走できないので、マジで大切

 

次にマネージャーミーティング(監督会議ともいう)も必ず出席する必要がございます。

上記は全員参加ではなく、チームの代表(※)が参加すればOKです。

※その変わり、チームアテンダントのライセンスを持っている人でないとNG...

 

ここまでクリアした方、念願のコースinできます!

試走するかどうかは自身にお任せしますが、試走しておいた方がいいです。

特に初めて実業団レースへ参加される方、絶対に試走しておいた方が良いです。

知らないコースを攻めるのはイニシャルDの藤原拓海くんだけで結構です。

 

出走前に行う事って何?

最後に上記タイムテーブルに記載が無いことも書いておきます、コレも重要!

レース開始前には以下2ステップを行う必要がございます

  1. 検車
  2. 出走サイン

どちらも大切でして、上記を行わずに出走するとペナルティ(罰金)が課せられます。

※ワタクシ、1度2番の出走サインを行わずに罰金払った経験あり

 

1の検車につきましては、下記を検査員より調べられます

  • ゼッケン着けているか
  • ヘルメット被っているか(JCFマーク付き)
  • バイクの重量は問題ないか(軽いなと思われたら計量されます)

上記が問題なければ2の出走サインを行います。

サインは日本語でも英語でもOK、ワタクシはどっちでも書いた事があるので、まぁ問題ないでしょう。

 

上記全てのステップをクリアしたアナタ、ようやく出走する事が可能です!

一度経験してみないと当日の流れは分からないと思いますが、事前に知っておきたい方もいるとおもった為、本ブログを書きました。

 

最後に2019年のテーマは「筋肉は全てを解決する