世の中には色んな詐欺が存在しております。
一例を上げますと↓↓
上記以外にも多数の詐欺が存在致します。
いづれにせよ、詐欺というのは怖いものです。
本題に入りますが、自転車界にも詐欺は多数存在しております。
今後自転車を始める方や、新しい出会いを求める方が参考に頂けると幸いです。
という事で、私が実際に受けた詐欺をご紹介致します。
※「詐欺」という言葉のチョイスが良くないと思いますが、金銭を取られるような詐欺では無く、あくまで自転車界で言われる「詐欺」をわかり易く説明する内容となります
- 貧脚詐欺
- ポタリング詐欺
通常、詐欺師というのは巧妙に人を騙す技術に長けております。
「私は怪しいものではないですよ~」
「◯◯さんの友達の◯◯です」
「夢があるでしょ?ビックになろうぜ!!」
etc、スマートに人の心を掴み、安心させた後に騙します。
自転車界の詐欺師達も同様に、人を騙す技術に長けております。
私は現在進行系で被害にあっておりますw
まず1番の「貧脚詐欺」について説明致します。
新たな出会い(知らない人と一緒に走る事)を求めるにあたり、複数の出会うパターンがございます。
SNSで知り合って走ったり、友人を紹介してもらう等が一例として上げられます。
※婚活と同じ様な紹介パターンなのかな?
無事出会うことができたアタナ、ここからが天国か地獄の分かれ道でございます。
出会った方(ローディー)が、ご自身とウマが合うのか確認を行う必要がございます。
※恋人候補を紹介してもらった後に、自分の好みか確認する作業と同じですね
私は、主に下記を確認して相手がどういうタイプなのか探っております。
- 脚質(平地が得意・山を登るのが好き・グルメライドが好きetc)
- 戦闘力(FTPがどれくらいか・PWR)
- 所属チーム(来ているウェアを見れば判別可能なケースもある)
- 戦績(JPT/JET/ホビーレース)
恋愛で言うと、こんな感じでしょうか↓
- 良く行かれる場所はどちらでしょうか?
- 3サイズと体重を教え頂けますか(凄く失礼な発言だな)
- どちらにお勤めしているのでしょうか?
- 過去、どういった方とお付き合いされたのでしょうか?
当日一緒に走る方へ上記の質問を行い、その日のライドの強度がどんな物なのか情報収取を行います。
情報収取を行うのですが、自転車詐欺師達は巧妙に騙します。
先程の質問に対する回答の一例ですが
- 脚質:特に無いです~、分からないです~
- 戦闘力:240Wくらいかな?測定したこと無いので分かりません~
- 所属チーム:無所属なんですよ~(大概Raphaのジャージ着用してます)
- 戦績:ポタリング専門なので、レースは走ったことありません~
各詐欺師の外見(自転車乗りの場合だと、身体の絞れ具合や装備品)を見て、あえて自身の実力を謙遜して発言されている方もいますが、
本当の詐欺師は判別がつきません。
「怪しい方にはついて行っちゃダメだよ」
と、子供の時にも習ったと思いますが、一緒にライドする事が目的である事と、
お金を搾取される訳でもないので、ライドについて行ってしまいます。
そして2つ目の「ポタリング詐欺」ですが、
こちらは前述の貧脚詐欺との併せ技のパワーワードでございます。
まずポタリング詐欺とは何か?から説明致します。
ポタリングとは、気の合う仲間で、近郊を「散歩」程度に軽くサイクリングすることを指します。
重要な事は「軽くサイクリングをする」事でございます。
つまりポタリング詐欺とは「高強度でサイクリングをする」事を指します。
...もうさ、サイクリングではなくてトレーニングだよねこれ..
そして詐欺師達は、ここでも甘い言葉でポタリングについて誘惑をかけてきます。
こちらも一例を記載しておきます(経験談)
- 今日は絶対にスピード上げないからね(常套句)
- ゆっくり美味しいもの食べにいこうぜ(常套句)
- 明日レースなんで、今日はポタリングで(某Express 地獄の◯サワ様)
- 近くに丘があるんだけど、登らね?(某◯ょっこりはん)
- この山はすぐ終わるから!(某山は◯◯様)
etc、他にも多くの誘い文句があると存じ上げます。
上記の誘い文句に対する結果は下記のとおりです。
- 結局アベレージ30kmオーバーのDeathライド
- 後半から鬼引されてTSS200オーバーライド
- 食べ物は美味しかったが、片道100kmライド
- V坂5倍界王拳x10本+尾根幹のDeathライド
- 山と山を繋いだ獲得標高2500mオーバーライド
もしも恋愛だったら、確実に恋愛不信に陥ります。
ポタリング詐欺師に合わない対策として、
具体的な走行距離・速度・強度を確認する事を勧めます。
そうする事によって、その日の情報を少なからず収集することが可能となります。
※ここで嘘をつかれたらおしまいです、その時は覚悟を決めましょう
以上が私が被害にあった内容の一例でございます。
能ある鷹は爪を隠すという言葉も適切なのかな?
私は自転車界の詐欺師達は愛にあふれていると感じています。
初めて走る人って、大概自分より早くて強い人に見えます。
そういう萎縮した状況を感じ取って、
あえてリラックスできる言葉をかけていると信じております。
相手に安心感を与える裏返しが、本来の能力と乖離した情報を
相手に与えているのではないのかなと感じました。
ま、ライドが始まると鬱汁流すくらいキツイんですけどねw
皆さんも、初めて走る方と積極的にコミュニケーションを取り、
自分のペースで走れるように相手とお話し、楽しいサイクリングライフを送りましょう!
最後に2019年のテーマは「筋肉は全てを解決する」