筋肉ブロガーのロードバイク&シクロクロス奮闘記

筋肉の事しか考えていないブロガーが、ロードバイクとシクロクロスで頂きを目指す奮闘記となります。2024年も目指せ!王滝グラベル優勝&全日本マスターズCX優勝!

MMPグラフを活用し、自分の戦闘力を把握しよう!

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昨今のロードバイク界隈では「パワートレーニング」が流行っていると感じでおります。
パワートレーニングを行うには、まず「パワーメーター」が必要となってきます。

 

以前はパワーメーターの価格が高額であった事もあり、プロツアーを走っている方のみ使用していました。

 

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SRM製のパワーメーター、40万します!高けぇ!

 

ですが、昨今はパワーメーターの低価格化が進み、我々ホビーレーサーにも普及することになります。

 

私がパワーメーターを始めた見たのは「パワータップ」だった。とにかく重そうな印象と、なぜパワーを測る必要があるのか当時は理解できませんでした。

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パワータップのハブ型パワーメーター

 

次に見たのは、音響メーカーとしても有名な「Pioneer」のパワーメーター。

この辺から低価格化が進み、片側計測だと10万円を切っていました!

SRMの1/4。。Pioneerスゲェぇぇ!!!と思いつつ、こんな安物が正常に動作するわけがないと思っていました。

※Pioneerさん、すいませんでした!今では御社の製品3台のロードバイクに取り付けています、マジリスペクトしてますんで許してください!

 

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敬愛するPioneerのパワーメーター、通称オニギリw

 

ペダル型のクランクも出てきて、ガーミンは頑なにペダル型のパワーメーターをリリースしますね。ベクター3を使用されている方の話を聞きますが、電池の消耗が半端ない&サイコンとペアリングが外れて数値が表示されないと良く聞きます。

個人的には...という印象です

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ガーンミンのハブ型パワーメーター、こんなに小さいのかい!

 

 

一瞬、自転車界隈でざわついたパワーメーターですw

なんとバルブからパワーを計測するという物でございます。

そしてお値段なんと1万円台!!!

SRMの約1/40という価格帯でございます!

私自身使用した事が無いのでなんとも言えませんが、この製品に良い話は一切聞こえてこないですね。

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ARROFLYという、ハブ型のパワーメーターも発売される始末、、1万円だよ~

 

おっと、各社のパワーメーターインプレッションブログになりそうだ。

パワーメーターの数字は色々ありますが、今回は「MMPグラフ」について書きます。

使用している解析ソフトによっては、若干名称が異なるかとは思いますが、
MMPグラフとは、ご自身が各パワーを何秒間出せるか「見える化」したグラフとなります。
各秒数に対しての戦闘力を出したグラフと思っていただけると、分かりやすいかと思います。


著名な解析ソフトだと↓

  • ガーミン:ガーミンコネクト
  • パイオニア:シクロスフィア
  • トレーニングピークス
  • ゴールデンチーター

その他色々ありますが、基本的にはどの解析ソフトでもMMPは出してくれます。
私は過去ガーミンコネクトを使っており、現在はシクロスフィアとトレーニングピークスを併用しています。
※シクロスフィアはペダリング解析、トレーニングピークスはCTLとATL、TSBの管理用

 

文章で説明しても分かりにくいと思うので、私の実際のMMPグラフを参照くださいませ。

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Pioneerが算出したMMPグラフ
  • 1秒:1120.2w
  • 5秒:956w
  • 1分:581w
  • 5分:362w
  • 60分:288w

 

改めてデータを見返したのですが、どこで1120wも出したんだ。。。

 

私も過去陥ったデータの罠があるので、説明致します。
まず初めに、これはあくまで歴代最高なデータを寄せ集めている為、
必ずしも現在も同じ出力を出せるとは限らないということです。

 

人は調子や練習方法で、各秒数の数値は変化していくと考えています。
一例を上げますと、1年前は60分の出力を上げるために練習していた方が、
今年に入って1秒~1分の高強度練習のみ実施した場合、
1秒~1分の短時間高強度のパワーは向上すると予想されますが、
60分の持久系のパワーは低下するはずです。

それでも、過去全てのMMPグラフだけ見ていると1秒~1分の能力のみ向上しているので、グラフ全体としては高く見えてしまいがちです。
なので、歴代最高データのみを確認するのではなく、直近のMMPグラフも確認するのが良いと考えます。

 

次に、MMPで出力されたパワーを「何回」出せるかは、データ上では不明な点です。
前述しましたが、あくまで「最高値が表示されている」。
これを頭の中で理解することが重要でございます。
※ま、色んな先輩からの助言を書いただけだけどね

 

重要なのは、1分のMMPグラフに表示されたパワーを何回出せるか!でございます。
ロードレースはペースアップやアタックは頻繁にかかります。
場合によっては10回、20回もペースアップがかかる場合もございます。
1回だけ全力を出せても、他のアタックについていけない状況が発生します。

よって「高いパワーを何回も出せるようにする」事が重要となります。
パワー&スタミナ、これ重要な!

 

その時々の調子や練習内容によって、MMPグラフの数値も変化すると思うので
データを確認しつつ、何回も高出力できるようにしましょう!

 

...何かメッチャ真面目なブログになったなw

次回は「自動中切れおじさんの非論理的な筋肉理論」でもやろうかな。

 

最後に2019年のテーマは「筋肉は全てを解決する」