ブログを初めて1年、そういえば自分は何をインプレしたっけ?と急に疑問が。
ん?待てよ?
そう言えばクロマンボウ号ことVENGEさんのインプレってしたかな?
色々インプレしてたけれど、バイクのインプレッションだとARGON18とアレースプリント位だった。
そう思って過去記事を見返した所、やはりVENGEさんのインプレはしていなかった!
という訳で、今回はS-WORKS VENGEさんの筋肉ブロガー的インプレを行います。
始めに行っておくと、本当に個人的なインプレです。
なので、これから記載する内容を信じるか信じないかはアナタ次第!
信じるアナタ!以降の文章も読んでみて下さい。
VENGEは完成車で購入した
ワタクシ自身、ロード用の油圧コンポを所持していなかった為、VENGEは完成車で購入しました。
詳しいパーツ構成は割愛しますが、写真が購入当初の写真でございます。
※Duraクランクとタイヤ(continental GP4000s2)は変更した
購入直後、若干ですがパーツを変更してしまったので、変更したパーツを紹介すると共にインプレします。
購入後に変更したパーツ達
以降、完成車から変更したパーツ達を紹介します。
パーツ交換前のVENGEの乗り味は忘れてしまったので、今回のインプレは交換後のVENGEについてインプレしますね。
※後、何故パーツ交換したのかも記載しておきます。
Discローター
Dura-Aceの(アイステックとか言うイケてない)ディスクローターだと、雨の日にプァープァーと言う音が鳴りまくって気持ち悪かった。
と言う訳で、VENGEを購入したSBCに持っていくと↓
- XTRのDiscローターにしてみます?音鳴り減りますよ、知らんけど!
と勧められ、DiscローターをXTRに変更しました。
当時XTRのローターに変更した記事を書きましたので、良かったら読んでみて下さい。
not-mechanic-yu.hatenablog.com
過去画像を見返すと、ローター1つ7500円するらしい。
SRAMやカンパニョーロ(と言いつつマグラ製だけど)のローターよりは安いから良いかって感じで当時は交換した記憶がございます。
XTRのDiscローターをインストールした直後の写真。
個人的には見た目も含め、Dura-AceのDiscローターより気に入っている。
音鳴りもローターを交換して気にならなくなったし、本当にXTRに変更して良かった。
XTRに変更したからといって、スピードに直結するとは思わないですが、変な音がしない事で、精神が安定したかなw
本当オススメパーツなので、是非交換してみて下さい!
スルーアクスル
VENGE純正のスルーアクスルは六角レンチで回さないと外れないタイプです。
そんでもって、下図のスルーアクスルは(絶対にDT SwissのロゴをSにしただけだけど)手で回せば外れるタイプ。
上記スルーアクスル、Tarmac SL6 Discは標準装備されているらしい。
エアロ観点からいけば、レバーの部分に風が当たるので良くない。
ですが、パンクが発生した際にいちいち六角レンチでホイールを外すのは非常に面倒い!
と言う訳で、レバー式のスルーアクスルに変更しました。
※発売当初は常に完売、購入まで4ヶ月かかった
普段の練習にはレバー式のスルーの方が、圧倒的にメンテナンスが楽なので、気になったら購入して見て下さい。
※DT Swissのスルーアクスルを購入しても同じだよ、知らんけど
SPECIALIZED純正のクランク
クランクも、VENGE購入と共にDUra-Ace9100に変更した。
理由は2つ
- PioneerのパワーメーターをInstallしたかった
- 剛性が不足している(らしい)
主な理由は1です、今までPioneerを使っていたので、VENGEにも同じパワメを使いたかった。
と言うか、前使っていたクランクをそのまま移植しました。
S-worksクランクも両足タイプのパワメが標準装備されていましたが、色々良い噂を聞かなかったので、速攻で売ってしまった。
※今となっては失敗したな、インプレしてから売れば良かった
ホイール
Roval CLX64
ワタクシ、VENGEは完成車で購入しました。
完成車という事で、ホイール含めた全部コミコミの状態で購入する事になります。
※サイクルコンピューター、ペダルは付属されない
そんでもって、VENGEの完成車についてくるホイールは「Roval CLX64」という名のホイールがついてきます。
余談ですが、64の意味は「リム高が64mm」でございます。
そして、純正のホイールってどんなスペック(重量のみ記載)なのかと言いますと↓
- フロント重量:735g
- リア重量:880g
- 合計1615g
クッソ重ぇww
と言いつつ、64mmのカーボンホイールで前後1615gだと、実際は相当軽いんだろうなというのが本音です。
1615gはあくまでホイール単体の重量につき、どのタイヤで運用するかによって重量とアイテムが変わります(+スプロケット重量も)
ざっくりだと↓
- チューブドの場合:タイヤ&チューブ重量が加算
- チューブレスの場合:タイヤ重量のみ
- チューブレスレディの場合:タイヤ&シーラント重量が加算
※Roval CLX64がチューブレスで運用できるのかは知らない(TLRでの運用は可)
タイヤが220g位だとおもうので、単純にホイール+タイヤで前後2キロくらい。。。
やっぱ重ぇ。
ホイールの乗り味については後述するとして、CLX64のスペックは以上です。
Roval CLX50
CLX50は50mmハイトのカーボンホイールでございます。
CLX64よりも、14mmハイトが低くなったホイールです。
ホイールハイトが低くなった分、重量も軽くなりまして↓
- フロント重量:735→645g
- リア重量:880→770g
- 合計:1615g→1415g
完成車のホイールがあまりにも重すぎたので、ワタクシはCLX50に変更しております。
約200gの軽量化になります。
1400g台のホイールだと、重量だけみても申し分なし!
というか50mmハイトで1400g台ってすげぇな、昔持っていたEDOCOの45mmカーボンクリンチャーよりも軽いし。
※という訳で、後述のインプレも基本はCLX50を使用したインプレとなります
1年乗った感想
誠に勝手ながら、ワタクシの超絶独断と偏見で星を付けながらインプレしたいと思います。
ちなみに星は5段階で、イメージはコチラ↓
- ★☆☆☆☆:超不満(2度と使わない)
- ★★☆☆☆:不満(多分使わない)
- ★★★☆☆:普通(他バイクと変化なし)
- ★★★★☆:良好(今後も使いたい)
- ★★★★★:歴代最高(使うならコレ以外考えられない)
※5段階の基準を考えるのって大変
平地:★★★★★
過去色々なメーカーのバイクを乗りましたが、間違いなくベストバイ。
マジで速いです、具体的に巡航速度が何キロ上がったかを言いたいのですが、風向きや斜度によって巡航速度は変わってくるため、感覚な話となります。
登りに比べて平地はエアロが効くので、エアロロードのVENGEはとてつもなく速いです。
実際に青マンボウ号こと「アレースプリント」と比較しても、ギア1枚は軽いなぁと感じます。
※使用している機材の差があるので、アレーと比較するのも無粋ですが、、
下り:★★★★★
ビックリする程速い!流石はエアロフレームといった所です。
これはフレーム形状がエアロだけではなく、ハンドルやワイヤーがフル内装といった点も、下りが速くなった要因なのではないかと予想します。
後は純粋にRoval CLX50が良い仕事をしているのではないかと思います。
また、油圧コンポ使用によって重量が下に下がった(より地面に近くなった)事も良い方向に作用したと感じます。
個人的にもJBCF石川ロードの登りで千切れましたが、下りを単独で追ったら先頭集団にドッキングできた時に「下りメッチャ速いじゃん!」と思いました。
今まで乗ったマシンで、下りはダントツで速いです!
登り:★★★☆☆
VENGEがエアロロードだから、登りが遅いなんてことは一切ないです。
普段練習している場所でも、軽量バイク(Wilier Zero6)に乗っていた時とタイム差は無いので、平地専用のバイクではないです。
※実際にVENGEでヒルクライムレースに勝っている方もいます
ただ、個人的にVENGEで登っていて「軽快に登るなぁ」と思ったことは無いです。
※というか、下り以外でVENGEが軽快だと思ったこと無い
という訳で、特に可もなく不可もないイメージなので星は3つ。
登りの軽快さについては、Roval CLX32等のローハイトホイールを履かせれば払拭できると思うので、あくまでCLX50を履いた状態で星3つというのが感想。
ドライコンディション:★★★★★
最高!
というか、ドライコンディションで不満があったら、そもそもVENGEを選ばないです。
リムブレーキモデルだと、ホイールによっては制動力が・・・・かもだけど、Discだから不満は一切なかった。
ウェットコンディション:★★★★★
最高!圧倒的優勝!
これはVENGEのフレームインプレとはちょっと違うかな。
どちらかと言うと、油圧コンポのインプレになっちゃいますね。
ウェット(路面が濡れている)な状況でも、ドライコンディションとほぼ同じ制動力です。
リムだと「とまんねぇぇよ!」と思うシチュエーションでも、ガッツリ止まります。
※つまり油圧コンポ用に開発した「VENGE Disc」は最高ってこと
写真は袖ヶ浦のサイクルフルマラソンの1コマです。
この時はガッツリ雨でしたが、ブレーキの不安は一切なかった。
他ライダーと比べても、ブレーキングポイントはDisc勢の方がリムよりもワンテンポ遅れても問題なかった。
それくらいタイミングを遅くしても、キチンと止まるという事でした。
※どうでも良いけど、ギロッポン遠藤さんに余裕でスプリント捲られた(悔しい)
メンテナンス性:★★★☆☆
これまで良いところばっかり書きましたが、たまには「う~ん」といった点も記載しておきますね。
メンテナンス性はリムブレーキ式よりは良くないと思う。
※単純にワタクシが油圧コンポのメンテナンスができないだけかもしれない
これもVENGEのフレーム性能とは別で、単純に油圧コンポ用のメンテナンス道具を揃える必要、それらの工具を適切に使用する技術も必要なので星3つにした。
※ブレーキフルード周りの道具を揃える必要があります
消耗品:★★☆☆☆
消耗品については星2つ。
というか、星を2つにした理由は↓
- ブレーキパットの消耗が半端ない(約2ヶ月で交換)
という事。
ワタクシはVENGE以外のバイクにも乗るので2ヶ月ですが、友人は1ヶ月持たないという方もいます(月2000km乗っているらしい)
そのくらいブレーキパットは消耗しちゃう、ちなみにパッドはデュラエースのレジン。
※SRAMやサードパーティ製を使用している方の消耗具合は不明
雨の日にロングライドをしようもんなら、速攻でブレーキパットがアディオスする気しかしないです。
まぁDiscブレーキが良く効くけれど、パットのコストはかかってしまうというのが正直な感想です、この辺はトレードオフだと割り切ってます。
※お金で安心が買えるなら、ワタクシはお金出します
それ以外については、リムと消耗品の交換周期は変わらないのかなといったところです。
ちなみにデュラエースのパッドは前後で4000円位です(高ぇよ)
まとめ
筋肉ブロガー的VENGEのインプレは如何だったでしょうか?
あくまでワタクシ個人が思ったことを書いているので、他ライダーと思っている事は違うかもれしません。
この記事を見てVENGEが気になった方!
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最後に2020年のテーマは「筋肉は全てを解決する」